株式会社を休業し、個人事業主になりました。
電子申請やろうとしたら複雑すぎて積みました。紙の提出の方が早いです。備忘録として、その手続きを書いておきます。
放っておくと法人税(均等割)を払うことになりますよ!
休業するときは税務署・都道府県・市町村へ「異動届出書」
管轄の税務署・都道府県・市町村それぞれに「異動届出書」を。
それぞれホームページに書式があります。わかる範囲で記入し、あとは電話で確認するのが効率的です。(記入例を見てもイマイチな欄があります)
提出はそれぞれに郵送で。ただし、「日付」「控」の印を押した控えを取っておきたい場合は、コピーを一部とっておき返信用封筒に切手を貼って同封が必要。税務署への提出分には控えをもらった方が良いです。(今後、休業していることを確認されたとき、その控えを使います。市役所に異動届出書を提出する際に提示を求められました。自治体によると思いますが市役所に行く際は、念のため税務署控えを持っていきましょう。)
休業中、売上0円のときの確定申告は?
休業中の法人の確定申告は、赤字決算でも売上0円でも必要です。こちらも「税務署」「都道府県」「市町村」それぞれに。
税務署へは「法人税の確定申告書」「消費税の確定申告書」
ウェブサイトに書式が山ほどあるので見つけにくいですが、以前の決算書で使った「事業年度分の法人税申告書」と同じ「別表一」を使いましょう。
上段には法人の基礎情報を、下段には「休業中」と大きめに書いて提出すれば数字は書かないでOK。決算期に毎年提出が必要です。(決算後2か月以内)
消費税の確定申告書も提出を。書き方は法人税のと同じです。
これも書式が様々なので、以前の申告書と同じ様式のものを使いましょう。わからない場合はPC開きながら電話確認しましょう。丁寧に教えてくれます。
都道府県へは「法人の現況届出書」
僕は北海道なので、北海道のリンクを貼っておきます。
ページ内目次の「5.法人道民税・・・」から、「3.法人の現況届出書」をクリック。記入は簡単です。郵送で札幌税事務所へ。他の都府県も同様の流れと思われますが、念のため電話で確認を。これで均等割の法人税が請求されません。
市町村へは提出不要のところも
僕の自治体は休業の際に「法人異動届」を出していれば、それ以外に書類提出は不要でした。均等割の法人市民税は請求されないそうです。他の自治体も同様でしょうが、念のため電話確認を。