小さい塾をひとりで始めてのんびり生きる

教室長を10年やったら十分

僕は学習塾の教室長を10年程度続けましたが、一通りの教室運営スキルは身に付きました。運よく、テナント契約などの業務にも携われたのでラッキーでした。講師の採用や育成もできましたし。

大半の教室長は、教えることよりも「教室運営」にまつわる営業行動がメインのお仕事になりますよね。でも、この業界に入ってきた多くの方は「教えること」が大好き。いつのまにか「教えること」以外がメインになっていて、「あれ?」と思ったことはないでしょうか。

こんなに忙しくなければ、もっとじっくり生徒と向き合って「教えること」にエネルギーを使うのにな・・・などと考えているのでしたら、ワンオペ個人塾の開業をお勧めします。

フランチャイズ契約で開業という道もありますが、もうすでに十分なノウハウを身につけているでしょうから、中間搾取のない「完全独立」がオススメです。

北海道のuma
北海道のuma

塾業界に居なかった人が「ビジネス」としてフランチャイズ塾を経営するケースがありますが、「教えること」を長くやってきた人なら「完全独立」のほうが初期費用が少なくてイイですよ。

学習塾で正社員を続けるリスク

学習塾の正社員って、給料が頭打ちになりますよね。もちろん、管理職に出世できれば違いますが。

でも、そんな人は一握り。基本的に学習塾は「教室売上」が利益の源泉。なので、現場に直接かかわらないバックオフィス含め管理職が多くなればなるほど、現場である教室売上からの吸い上げ割合が多くなっていきます。

しかも1教室あたりの売上には限度があります。市場は無限ではないですし、商圏も限られています。すると、当然、自分の給料も頭打ちになります。一方で毎年「前年同月比」と比べノルマを強要されますし、「ゴールが見えないマラソン」を毎年やらされている感覚になってしまいませんか?

僕はこの果てしないマラソンから脱して「自分で自分の人生をコントロールしたい」と思い、独立しました。独立にはリスクは当然ありますが、この「学習塾の正社員として高齢を迎えるリスク」よりはマシかなと考えました。

生徒数の「ゴール」を決めておく

個人塾の良いところは、自分で生徒数のゴールを決められることです。つまり「自分一人でできる生徒数はここまで」「これで売上はいくら、利益はいくら」それ以上は無理な営業はしなくてもよいわけです。

まぁ毎年、生徒の卒業がありますから生徒を補充しなければなりませんが、長く教室をやっていればいるほど、地域に口コミも広まりますからどんどん楽になります。

大手塾と違い、自分一人で全生徒を持てば「講師の質の違いからくるクレーム」もゼロです。LINEで保護者とコミュニケーションもとりやすいのが個人塾のアドバンテージでもあります。案外「気楽に」教室運営ができ、心にも余裕ができます。

教室立ち上げは苦労するかもしれませんが、僕の場合20人を超えたあたりから「気楽に」なりました。くれぐれもコストをかけすぎないように。これだけ気をつけておけば大丈夫。

(PR)夜遅い仕事は夜ご飯に注意

塾講師は家に帰ると夜10時過ぎでしょうか?

そこからごはん支度もたいへんですし、僕は雇われ教室長時代は「コンビニ」や「牛丼」などで済ませていました。帰ってからビールなんて飲みだすとソファーで寝てしまったり・・・

若いうちはいいのですが、40歳を回るとシンドイですよ。

そこでオススメしたいのは「プロテイン」です。帰ってからこれ飲んでおけば空腹は満たされるし、朝に胃がもたれません。

牛乳割りでいただきましょう、酪農支援もかねて。サッとは溶けないので、シェイカーも必要ですよ。

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北海道のuma
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僕は平日はプロテイン、週末はお酒とおいしいものを食べるようにしています!