ワンオペ塾のumaです。小さな学習塾経営で生きていくアイデアを発信しています。
今年早くも?2つ目のポストです。今日は「成績低すぎる生徒は最初から入塾させない」という戦略について。なんだか傲慢でぶっそうな話ですが、これには前提があります。
成績低いのに「週1回コース」の入塾を認めて失敗
どうしても、ということで「週1回で2科目受講」を認めてしまいました。で、成績が上がらず退塾。
個別指導塾では「1コマ1科目受講」が一般的でしょうが、僕の塾では「状況によって2科目まで」という、顧客から見るとやや曖昧なシステムでした。こうなると当然、保護者からすると「2科目見てもらった方がお得」なわけですよね。
でも、教える側からすると、入塾テストの出来や答案の作りから見て「2科目は難しいですね」「それなら週回数を増やさないと成果を上げられません」と提案せざるを得ません。
保護者から「そこを何とか!」と言われ、それでは時間の許す範囲で何とかやってみましょう。と返事したのが失敗でした。
必要な提案をし、妥協しない
退塾生が出ると、市場によからぬ評判が広がります。学習塾、とくにうちのような零細個人塾なら、致命傷になりかねません。
なので、入塾時に
①今の状況はこうです(入塾テストなどの客観的データを提示)
②目標達成まではこれが必要です(志望校の過去データを提示)
③それでよければご入塾ください(無理ならお力になれません)
と、明確にお伝えすべきでした。低学力の生徒さんには、容赦なく「科目をしぼった週3回コース」を提案しています。(無理ならお力になれません)
人数や売上ばかりを追いかけて「週1回しか通えない低学力生徒」を入塾させても、本来の役割(塾生の成績を上げ目標とする志望校に合格させる)が果たせないのであれば、仕方がありません。
もちろん保護者側には経済的事情、生徒には部活などの時間的事情もあるでしょう。しかし、何を優先すべきかを考えてもらうのも塾の役割です。週回数(コース)など必要な提案をしっかりして、保護者にも生徒本人にも覚悟をもって入塾を決断してもらいましょう。

ブレずにいきましょう!