固定電話を契約しない!これだけのメリット

開業マニュアル

学習塾の開校時、電気や水道などインフラの契約をすると思いますが、悩ましいのが「固定電話」ですよね。

不要になったので、解約しました。そう考える理由は以下の通りです。

・固定費の削減
・問合せ応対はすべてウェブサイトからで業務簡略化
・営業電話を受けたくない
・授業中の電話応対を無くしたい
・最初が不安なら2年だけ契約するのもアリ

毎月6,000円以上の節約とLINEで業務簡略化

まず固定費。僕も最初はしばらく契約していましたが、だいたい月額最低でも5,000円、ネットを使うのでプラスしてプロバイダー1,000円くらいはかかっていました。面談アポ取りの月は1万円を超えます。

これをカットしてスマホを使うようにしました。ネット接続はスマホのテザリングで。お問合せ応対はすべてウェブサイト経由またはLINEのやりとりにしています。

もちろん、「新規のお問合せを受けにくくなりそう・・・」という不安があると思います。ただ、今の時代、子どもを塾に通わせようとしたら、ウェブ検索くらいはしますよね?サイト上にLINE登録や問合せフォームがあれば、そこからスマホでアクセスしてもらえますので、問題ありません。

北海道のuma
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ウェブサイトには費用などの基礎情報を載せ、その他の問い合わせはウェブサイト上から受けましょう。

塾生保護者からの急ぎの用事だけ、入会時に伝えていた携帯番号にかけてもらうようにします。その他の用事はすべてLINEでメッセージを送ってもらいます。パソコンですべて管理すれば、返信も楽です。欠席連絡や面談アポ取りもすべてLINEにしています。

スマホは私用のものを仕事用として按分すれば経費計上できます。(例えば、基本料金の半分)通信料はそれなりにかかりますので、使い放題の「楽天モバイル」にしています。毎月3281円しかかかっていません(通話も無料ですが、品質がやや劣ります)。もしこのタイミングで切り替えをする方は、広告リンクですがぜひ↓

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授業中の電話はワンオペ塾の敵

授業中に電話がかかってくると、すべての指導を止めて対応しなければなりません。これが新規問い合わせなら丁寧に対応したいですが、授業がありますから結局「後ほどかけ直します」と伝えざるをえません。営業系電話(通信料がお得になるプランの案内、オフィス用品、コピー機、ファックスDM、電気や電話の切り替え等)の応対は無駄でしかありません。また、塾生の欠席連絡や面談アポどりの折り返し電話など、こちらのタイミングですべて処理するのは不可能です。

北海道のuma
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昔は、ボイスワープを契約して、出先でも電話転送させていました。スマホを肌身離さずで、電話が鳴るたびに応対するのは疲れますよ。

固定電話が無ければ、すべてLINEでお互いの都合のつくタイミングでやり取りできます。しかも手元に残りますので、「言った」「言わない」のトラブルも防げますし、アポ日時の確認にもなります。

メリットしかありません。

なお、LINEは通常のではなく「LINE公式アカウント」を使いましょう。無料です。

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アカウントの開設。LINEヤフーが提供する法人向けサービスに関する情報を紹介します。

固定電話無いのは不安・・・だったら2年契約

不安な方は、固定電話を最初の2年だけ導入するのもいいかもしれません。その場合の注意点として

看板に電話番号を載せると、解約後作り替えが必要になる

ので、看板には載せずカッティングシートくらいにとどめておくといいです。カッティングシートなら、電話解約後にその部分だけ加工工事をすれば安く済みます。(看板工事は足場を組んだり、それなりに費用かかりますよね)

電話は光電話などの場合、2年しばりで契約となり、期間を逃すと違約金がかかります。解約タイミングを忘れずに。

なお、フリーダイヤルは不要です。営業電話でかかってくるものにまで、こちらの持ち出しで費用負担するのは割に合いません。ご注意を!